よっちゃんママのおもちゃ箱

子どもの発達に合うおもちゃや与えたいおもちゃの紹介

ウォルドルフ人形

 皆さんの家にぬいぐるみや人形はありますか?

「ウォルドルフ人形」は一味違います。なんだそれ?初めて聞いたよと言う人も多いはず。

 

 このウォルドルフ人形とは、身近な人が子どものために手作りする人形なのです。

ドイツで生まれた人形です。素材にこだわり、赤ちゃんのような重みもあります。子どもの思いを受け止めてくれるように願い作られます。子どもの心を映す余地を残した、生き生きとした人形です。

 この人形の特徴の1つに表情がないんです。それは目の前の子どもの心を映すから。笑顔にも泣き顔にも悔しい表情にも対応可能なのです。この人形を知った時、ちょうど下の子を妊娠していた時でした。下の子が生まれてきたら、上の子はお母さんをとられるという葛藤がうまれるだろうなと思い、その思いを受け止められるような存在は必要だな、と感じたのを覚えています。

 この人形の作り方は図書館で借りられたのですが、材料にこだわっているものでその時の私は身近なもので作ろと思い立ちフェルトで作りましたね。そして、この人形は見事!上の子のイライラを受け止めてくれました。投げられたり、踏まれたりしました。でも人形なのですべて受け入れてくれました。人形にきちんと名づけもするんですよ。

うちの場合は人形は赤ちゃんみたいで男の子だから「あっくん」になりました。

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 もう小学生になりこういう時期は卒業したようで自分から手放していいと言ったので、今は家にいませんが、心の支えが必要な子にとってはいつまでも話し相手になってくれるのではないかと思います。

 こんな役割をもった人形があるんだなという事のご紹介でした。